Festina Lente3

Festina Lente3(ゆっくりいそげ3)は現在進行形。(ゆっくりいそげ 続編)還暦を迎える年から再スタートした日記です。

1週間前まで父は生きていた

初七日を過ぎて

1週間前まで父は生きていた。
午前中は「サラメシ」の山形のさくらんぼ農家を楽しそうに見ていた。
台所に土曜に農家から買い求めた茄子の山を見て嬉しそうに、
玉ねぎと味噌炒めにしてくれというので夕食に作った。
昼間、元気に車を運転して出かけ、福神漬・味噌にんにく・蜂蜜入りにんにく、
ハンドカバーや麦茶などを買ってきた。
出かけるたびに新しいエコバッグで帰って来るので、孫娘に笑われていた。
今回は花柄だよって。

午後夕方近くなって、楽しみにしていた夕食を食べる前に、
腹具合がおかしいと言い出した。
医者に行こうか、救急車を呼ぼうかというと、日曜だから
月曜に医者に行くと何度言ってもきかない。
お腹の不調は時々あることだし、いつものことのように思った。
トイレと自室を行ったり来たりするのも。

よく、月曜の早朝、言葉を交わし出勤前に倒れている父を救急搬送。
あっという間に、父は逝ってしまった。
関西では亡くなる前日から1日目と数えるので、昨日土曜が初七日になる。
でも、自分の感覚では今日が初七日だ。
1週間前まで父は生きていた。生きていた。