予備校懇談とベトナム料理ランチ
出願前の親子の一日
昨日26日は娘の初私学受験を前に親バカ、宿泊施設見学を兼ねて
京都プチ一人旅だったが、雪に降られて凍えた。
しかし、ヴォ―リスゆかりの建築物を横目に、
風情あるアグネス教会を眺め、
初めて知った和気清麻呂と猪の関連、雪の護王神社初参詣。
それでもめげずに、自分の干支関連、亥尽くしの展示を見ようと
欲張りにも七条の国立博物館へも足を延ばした。
そして今日27日はゆっくりのんびり過ごしたい日曜日。
しかし、受験生の母はそうもいかない。
センター試験の結果を持って予備校の担任と懇談という、
有難くも嬉しくない重いイベントが待っているのだった。
世間の親御さんたちは、こういう思いを乗り越えて、
受験生・予備校生の親をしているんだなあ。
高校の担任と話すよりも、何だかちょっと緊張。
これも初体験だから。
という訳で、ヘタレ親子二人は
懇談の前に予備校の近所にあるというベトナム料理店で
ランチを食べてから出向くことに。
梅田のビアホイ以来、久しぶりにチェーのバイキング付きランチに、
あっさり気持ちが明るくなる食欲優先、食い意地の張った親子。
もはや市内まで出張った意味はすり替えられ、
受験校決定の懇談は市内散策のおまけとなった感。
どうしてアジアのご飯、エスニック料理はこんなに美味しいのだろう。
人気の店らしく満員、ごったがえしているのと、
店の調度がベトナムの物なので、なかなか現地の雰囲気。
ああ、ベトナム・カンボジア旅行をしたのは7年近く前だなあ。
そんなこんなランチタイムも過ぎて、約束の懇談時間。
しかし、初めて入る予備校内の緊迫した雰囲気。
病院の廊下差ながらの違和感。
何でも模擬試験のざわざわした雰囲気、
懇談予定時間を過ぎても待たされ続ける…
前の人が長引いている、その前の人が…?
揉めているのかな、悩んでいるのかな、
20分以上遅れて、結局こちらが当初予定していた通りの第一志望、
でも、想定外のダークホース? 第二志望を提示されて、
願書も無ければ資料もなくあたふた。
その後、解放されて、気分転換にさらに街をぶらつき、
出世払いじゃないけれど、前祝、景気づけと、
バーゲンのバッグをそれぞれ買って、
自分へのご褒美? 先取り。
暮れ行く市内の新しい繁華街、若者の街は予備校のある道筋一本向こう、
たった一本の道が分けるその世界、雰囲気に差のあることよ。